TSD4K
PRACEVO EFFECTS TSD4K
深紅の機体に4つのノブ、 TSD4K は、オーバードライブです。現代の音楽シーンに求められるディストーション・サウンドを、変幻自在に、素早くコントロールする事が出来ます。
Sound Sample
DESCRIPTION
TSCC-01より機能を継承
TSD4Kは、究極のTSを目指して開発された CROW’SCLAW カスタム機、TSCC-01 よりほぼ全ての機能を継承しています。
また、TSCC-01の製作工程が膨大過ぎる問題を解消する為、プリント基板、焼付け塗装ケースの採用等、ある程度の量産性のある仕様にする事で、 楽器としての性能を落とす事無く、 価格を抑える事を目指しました。
TSCC-01との違い
まず、TSD4Kでは、本体の形状を小型化しました。小型化に伴い、インプット・インピーダンス可変機能は搭載していません。また、本機では、手作業での特殊な塗装は行っていません。TSCC-01は、幾分か固めの音に調整してありますが、TSD4Kでは、完全にビルダーである私、YAMAGENの好みに調整してあります。そこまで大きな違いではないですが、本機の方が少しウォームなサウンドに仕上がっています。
クリッピング切り替え機能
オーバードライブにおいて、歪みのキャラクターの重要なファクターであるダイオードクリッピングを、 トグルスイッチにより3つのタイプから選択できます。
- LEDモード クリッピングダイオードにLEDを用いるモードです。控えめなクリッピングで、ブリティッシュな歪みを得られます。
- ダンブルモード ダイオードクリッピングを行わないモードです。ダイナミクスを損なう事無く、クリーンにアンプをブーストすることが出来ます。
- TSモード 一般的なシリコンダイオードを用いるタイプです。トラディッショナルなオーバードライブ・ペダルのサウンドを得られます。
低音域の調節
ギターの歪みサウンドにおいて、アンプへと送る低音域の量は非常に重要です。無闇に増やせばブーミーに、少なすぎれば細く薄っぺらいサウンドになってしまいます。TSD4Kでは、通常は固定値の内部HPF(ハイ・パス・フィルター)の動作周波数を、好みの位置に無段階可変で調節することが出来ます。
この機能がもたらす恩恵は想像以上のもので、帯域を狭めたクラシカルなサウンドの再現から、本来の低域をそのまま増幅した、生々しいモダン・ディストーション・サウンドの創造まで、全てがプレイヤーの手に委ねられます。
増幅率の強化
通常の2倍、非常に凶悪なゲインを誇ります。ダンブルモードでのクリーンチャンネルへの接続は、非常な大音量になりますので、お控え頂いた方が良いかも知れません・・・
最大18VDCまで対応
アナログ・エフェクターにとって、回路を駆動する電源電圧は、非常に重要なファクターです。TSD4Kでは、通常の9VDCの電源から、最大で18VDC( センター・マイナス )までの電源を供給してお使い頂けます。本機を高い電圧で駆動す事で、よりダイナミクスを損なわない、生々しいサウンドが期待できます。
SPECIFICATIONS
仕様
- トゥルーバイパス
- 電源仕様:9V-18VDC センターマイナス (プラグ内径 2.1mm 外径 5.5mm) 又は 9V 006P 電池
- インプット・インピーダンス:500K(Ohm)
価格
価格:¥12,800
EVENT
M3-2020春 3月 1日(日) 第二展示場 1F え-02b YAMAGEN’S DEVILELIET